LWP Series Basilisk Kit マニュアル (HTML)
1.パーツリストの確認

パーツリスト
1×ケース(穴開け済)
1×ケース裏蓋
4×裏蓋用ネジ
1×ゴム足セット
1×基板
4×基板固定用ネジ(6角)
4×基板固定用ネジ(プラス)
4×基板固定用ナット
4×フットスイッチ用ワッシャー(パッケージではフットスイッチに取り付けられている場合もあります。)
4×フットスイッチ用ナット(パッケージではフットスイッチに取り付けられている場合もあります。)
4×フットスイッチ
1×スパナ
1×6角レンチ
また、制作には以下の器具が必要です。
・プラスドライバー
パーツは大きく分けて筐体、フットスイッチと、基板に分かれます。それぞれのパーツを分けて確認すると確認がしやすくなります。ここでは、ネジやナット・ワッシャー類がどこに分類されるかを説明します。
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穴あけ済筐体の本体と裏蓋を固定するためのネジです。長めのプラスネジが4つあります。 |
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お好みでケース底面に取り付けるゴム足セットです。 |
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基板と筐体を固定するためのネジとナットです。黒い6角ネジが4つ、短いプラスネジが4つ、そして金色のナットが4つあります。 |
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ナットとワッシャーはフットスイッチ用です。ナットとワッシャーはフットスイッチに取り付けられた状態で入っていることもあります。 |
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付属の工具です。組み立てにはこれらの工具の他に、プラスドライバーが1つ必要です。(2種類のプラスネジを締めるためです。) |
付属品が不足していないことを確認してから制作を行います。制作途中に付属品の不足等のお問い合わせをいただいても、パーツや商品の交換等のご対応ができない場合がございます。
制作を行う前に必ずパーツが不足していないことをご確認ください。
2.パーツの組み立て
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まず付属の基板を確認します。ディスプレイ部に保護フィルムが貼られていますので、まずはそれを剥がします。 |
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保護フィルムはこのように取り外します。 |
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基板に、基板固定用のプラスネジとナットを取り付けます。 取り付けると、下図のようになります。 |
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他のネジ穴も同じようにネジとナットを取り付けます。 下図は、4つのネジとナットを取り付けた様子です。 |
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基板をケースにはめ込みます。 |
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DC端子をしっかりとはめ込み、MIDI端子の位置がケースの穴に合うようにします。 |
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このまま基板を支えて筐体を裏返します。4つのネジ穴の位置が基板に取り付けたナットの位置と合っていることを確認します。 |
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このネジ穴に、黒い6角ネジを取り付けます。最初は手で回して仮止めします。 |
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4つのネジを取り付けたら、付属の6角レンチを使ってしっかりとネジを締めます。ネジを強く締めても回ってしまう場合、裏側から基板に取り付けたプラスネジをドライバーで固定してみてください。 |
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4つのネジがしっかりと固定されていることを確認します。 |
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次に、フットスイッチを取り付けます。(ナットとワッシャーがフットスイッチに取り付けられた状態の場合、写真のようにナットとワッシャーを取り外します。) |
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フットスイッチ穴に、裏側からフットスイッチを差し込みます。 |
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フットスイッチを穴から引き出します。このとき、フットスイッチが基板に引っかからないように角度を調整してください。フットスイッチが基板に引っかかったまま引き出そうとするとフットスイッチが破損する場合があります。 |
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フットスイッチにワッシャーを通し、ナットを上から通してナットを締めます。 付属のスパナを使って、ナットをしっかりと締めます。 |
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このとき、ナットを締めすぎないように注意してください。過剰に力をかけるとフットスイッチが破損する場合があります。ある程度十分に固定できれば問題ありません。 |
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フットスイッチから出ているケーブルを、基板のコネクタに差し込みます。フットスイッチの位置から最も近い位置にあるコネクタに接続してください。 |
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残りの3つのフットスイッチも同様に取り付けます。 |
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裏蓋をケースに合わせてはめ込み、ドライバーを使って、裏蓋のネジを締めます。 |
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これで完成です。ご使用のスタイルに合わせ、裏蓋にゴム足を取り付けます。不要な場合は取り付けなくても問題ありません。 |
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DC9Vアダプターを接続し、正常に動作することを確認してください。 |
●Basiliskの使い方
1- オーバービュー

(1):左下フットスイッチ: プリセット “1" / プログラム(ホールド) スイッチ
現在のバンクに保存されているプリセット1を選択します。2秒間ホールド(長押し)することで、プリセットのプログラムを行います。
(2):右下フットスイッチ: プリセット“2" / EXIT‧DIRECTモード(ホールド) スイッチ
現在のバンクに保存されているプリセット2を選択します。
Basiliskがスタンバイ状態で2秒間ホールドすることで、DIRECTモードのON/OFFを行います。
また、Basiliskの全てのセットアップモード(プリセットのプログラム、MIDIチャンネルの設定、Start/Endバンクの設定)でこのスイッチを2秒間ホールドすることで、現在の設定を保存し、セットアップを終了するEXITスイッチとなります。
(3):右上フットスイッチ: バックアップ/ Start/End バンクセットアップ (ホールド) スイッチ
このスイッチは、スタンバイ状態ではバンクナンバーを1つ進めます。また、2秒間ホールドすることでStart/Endバンクのセットアップモードに入ります。また、様々なセットアップで数値の上昇に使用します。
(4):9V インプット:Basiliskを駆動させるためのセンターマイナスDC9Vアダプターを接続します。
(5):MIDIアウトプット:MIDIケーブルを接続し、MIDIメッセージを送信します。2つの端子からは同じメッセージが送信されます。
(6):MIDIインプット:Basiliskは、外部MIDI機器からのPC#(プログラムチェンジナンバー)で、プリセットを呼び出すことができます。
ここにはBasiliskをコントロールするMIDI機器をMIDIケーブルで接続します。
(7):左上フットスイッチ: バンクダウン / MIDIチャンネル設定 (ホールド) スイッチ
このスイッチは、スタンバイ状態ではバンクナンバーを1つ戻します。また、2秒間ホールドすることでMIDIチャンネルのセットアップモードに入ります。また、様々なセットアップで数値の下降に使用します。
(8):ディスプレイ:様々な情報を表示します。
2- 用語解説
PC#:プログラムチェンジナンバー、またはパッチチェンジナンバー。0~199およびOFF(--と表示)に設定できます。
CC#:コントロールチェンジナンバー
TX Midiチャンネル:MIDIトランスミット(送信)チャンネル(1~16で設定)
RX Midiチャンネル:MIDIレシーブ(受信)チャンネル(1~16またはOmniで設定)
押す:フットスイッチを2秒より短く押すことを、「押す」を表記します。
ホールド:フットスイッチを2秒より長く押すことを、「ホールド」を表記します。
プリセット:PC#とCC#を保存したプリセットです。プリセットを読み込むと、保存したPC#とCC#を送信します。
バンク:2つのプリセットをまとめたプリセットバンクです。Basiliskには128のプリセットを各バンクに2プリセットずつ、64のバンクに保存できます。
B?/P?:バンクナンバー/プリセットナンバーです。例えばB2/P2はバンク2のプリセット2です。
スタンバイ状態:Basiliskが各種設定、操作を待っていない状態です。(MIDIチャンネル、プログラム、セットアップ等の設定中ではない状態。)この時、ディスプレイ表示は何も点滅していません。

3- ノーマルリコールモード
Basiliskのデフォルトファクトリーアクセスモードです。電源を入れると、このモードから始まります。
左上、右上スイッチでバンクを選択し、左下、右下スイッチで選択したバンク内のプリセットを読み込みます。
バンクナンバーが点滅している時、プリセットはまだ読み込まれていません。MIDIメッセージは、プリセットが読み込まれたときに送信されます。
このモードでは、下記のようにバンクとプリセットナンバーだけがディスプレイに表示されます。

4- ダイレクトアクセスモード
ダイレクトアクセスモードでは、ディスプレイのプリセットナンバーの前にdが表示されます。
このモードでは、左上、右上スイッチを押してバンクが変更されるたびに、自動的にプリセットを読み込み、MIDIメッセージを送信します。
例えば、B1/P1を選択中、右上スイッチを押せば、B2/P1、左上スイッチを押せば、B64/P1のプリセットが即座に読み込まれます。(Start/Endバンクを1~64に設定した場合)
同様に、B1/P2を選択中、右上スイッチを押せば、B2/P2、左上スイッチを押せば、B64/P2のプリセットが即座に読み込まれます。

ノーマルリコールモード時、右下スイッチをホールドすると、ダイレクトアクセスモードとノーマルリコールモードを交互に切り替えることができます。

5- フラッシュアクセスモード
フラッシュアクセスモードでは、ディスプレイのプリセットナンバーの前にFが表示されます。このモードでは、本体の4つのフットスイッチそれぞれにプリセットが割り当てられ、即座にプリセットを呼び出すことができます。
フラッシュアクセスモードを設定するには、Start/Endバンクセッティングで、StartバンクとEndバンクを同じ数字に設定します。
このモードでは、プログラムやMIDIチャンネルの設定、ダイレクトアクセスモードへの移行は行えません。

StartバンクとEndバンクをn(任意の値)にすると、左下スイッチでBn/P1が選択されます。
右下スイッチでBn/P2、左上スイッチでB(n+1)/P1、右上スイッチでB(n+1)/P2が選択されます。
nが64の場合、n+1は1に戻ります。
フラッシュアクセスモードを終了するには、StartバンクとEndバンクの値を別の数字に設定します。

6- MIDIアウトプットチャンネルの設定
Basiliskがスタンバイ状態で、左上スイッチをホールドすると、MIDIアウトプットチャンネルを設定できます。
Basiliskの各プリセットには、5つのPC#と5つのCC#が記録されています。それぞれのPC#とCC#のMIDIチャンネルをまとめて設定します。
右上スイッチを押すと、MIDIチャンネルが1つ進みます。
左上スイッチを押すと、MIDIチャンネルが1つ戻ります。
右下スイッチを押すと、次のPC#、またはCC#の設定に移ります。
左下スイッチを押すと、前のPC#、またはCC#の設定に戻ります。
※各プリセットに記録されているP1~P5とC1~C5のMIDIチャンネルは共通です。プリセットごとにMIDIチャンネルを変更することはできません。

7- Start/End バンクナンバーの設定
Start/Endバンクは、Basiliskの128あるプリセットのうち、使用するプリセット範囲を制限し、操作性を高めるためのセッティングです。プリセット範囲を制限しても、範囲外のプリセットが消去されることはありません。例えば今日のステージではプリセット1~10、別のステージではプリセット15~30等というように設定することで、ステージでの操作ミスを抑制することができます。
Start/Endバンクの設定を行うには、右上スイッチをホールドします。ディスプレイ左側にStartバンク、右側にEndバンクが表示されます。この時、選択できるバンクはStartからEndの間のバンクとなります。初期設定では、Startは01、Endは64に設定されています。StartバンクとEndバンクを同じ値に設定すると、フラッシュアクセスモードになります。
設定が完了したら、右下スイッチをホールドすることで設定を保存できます。
| 設定方法 ・左下スイッチでStartバンクナンバーを設定します。 ・右下スイッチでEndバンクナンバーを設定します。 ・右上スイッチでバンクナンバーを進めます。 ・左上スイッチでバンクナンバーを戻します。 ※設定中のバンクナンバーは点滅します。 設定が終了したら、右下スイッチをホールドします。 Startバンクは、Endバンク以下の値に設定します。 StartバンクがEndバンクより値が大きい時は保存できません。 |
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8- プリセットのPC#、CC#をプログラム
Basiliskがノーマルリコールモード、またはダイレクトアクセスモードのスタンバイ状態で、左下スイッチをホールドすることで現在選択中のプリセットのプログラムを編集することができます。プリセットのプログラム中は、右下スイッチをホールドすることでいつでも設定を保存し、ノーマルリコール、またはダイレクトアクセスモードに戻ることができます。フラッシュアクセスモード時は、プリセットのプログラムはできません。
プリセットプログラム中は、左側に現在編集を行っているシグナル(PC#、CC#、およびCCの値)が点滅し、右側にその値が点灯します。右上スイッチを押せば、編集中のシグナルの値を1つ進め、左上スイッチで値を1つ戻します。PC#は0~199、またはOFF(--と表示)、CC#は0~127またはOFF(--と表示)、CCの値は0~127で設定できます。
プリセットのプログラムは、5つのPC#、5つのCC#とその値の順に設定を行います。P1~P5は5つのPC#の設定、C1~C5、c1~c5は5つのCC#のコントローラーナンバーと値の設定です。右下スイッチを押すことで、設定中のシグナルを次の項目へと進め、左下スイッチで前の項目へと戻ることができます。
右上、左上スイッチをホールドすると、プログラム中の値を早く送ることができます。

9- MIDIインプットからのPC#でプリセットを呼び出す
Basiliskは、外部MIDIコントローラーのPC#を受信し、プリセットを呼び出すことができます。MIDIシグナルを拡張したり、より多彩な操作を行う際に有効です。
外部MIDIコントローラーからのPC#で選択されるプリセットは、Start/Endバンクの設定やフラッシュアクセスモードの設定とは無関係です。例えばStart/Endバンクを63~64に設定していても、PC#によってB1/P1やB15/P2などのプリセットを呼び出すことができます。

MIDIインプットから受信できるPC#のMIDIチャンネルは、1~16、Omniから設定できます。MIDIインプットチャンネルを設定するには、左下スイッチを押しながらアダプターを挿し込みます。右上、左上スイッチでチャンネルを設定します。Omniは∞と表示されます。設定が完了したら右下スイッチをホールドします。

10- ファクトリーリセット
ファクトリーリセットを行うと、Basiliskの全ての設定、プリセットを初期設定に戻すことができます。
この操作を行うと保存した全てのプリセットが消去され、元に戻すことができませんので注意して行ってください。
ファクトリーリセットは、左上スイッチを押しながらアダプターを接続し、電源を入れることで行います。
ディスプレイにFr n(Factory Reset no)と表示されるので、ファクトリーリセットを行う場合、左下スイッチを押し、ディスプレイにFr y(Factory Reset yes)と表示させます。その後右下スイッチをホールドするとカウントダウンが開始され、カウントダウンが完了するとファクトリーリセットが行われます。
その後、プリセットナンバーの確認を行いますので、ディスプレイ表示が止まるまでは操作を行わないでください。

11- スペック
サイズ:119(W)×94(D)×53(H)mm
重量:380g
電源:スタンダードなセンターマイナスDC9Vアダプターで駆動
消費電流:最大30mA
